管理局地上本部とセレネルナの戦いは大きくなっていく。
誰もが疑わなかった数で勝る管理局の勝利。だが、当初の予測は大きく裏切られ既に11ヶ月が過ぎようとしていた。
~地球 海鳴市~
ユーノ 「なのはー」
なのは 「ユーノ君一緒に学校行こう」
ユーノ 「あ、うん」
なのは 「そう言えば、今日テストだったよね。ユーノ君はどう?」
ユーノ 「まぁまぁかな?なのはは?」
なのは 「にゃはははー(苦笑い)」
いつもと同じ町並み、何も変わらない平和な町。誰もこの後に起る事など予想もできない。
すずか 「なのはちゃん、おはよう」
なのは 「すずかちゃん、おはよう。一緒に行こう」
すずか 「うん」
~なのはの過去~
フェイト 「危険な事になるとは思わないよ」
なのは 「・・・」
フェイト 「非難なんて意味無いと思うけど。やっぱり能力が有る以上・・・なのはもその内管理局に来るでしょ?」
なのは 「・・・」
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すずか 「なのはちゃん?どうしたのボーとして」
なのは 「あっ、ごめん」
すずか 「急ごう」
なのは 「うん」
~地球 海鳴市某研究所~
局員 「次元転送完了」
監督 「これで、この任務も終了だ、クロノお前の護衛の任ご苦労だった」
クロノ 「いえ、何もなく幸いでした。周辺の様子は?」
監督 「なに、問題ないだろう」
クロノ 「管理下の世界ですか、聞いて呆れますね」
監督 「ははは、その御蔭でこの計画が出来たんだ」
隊員 「では、私達は」
監督 「あぁ」
~地球 海鳴市上空~
リインⅠ 「そう難しい顔をするな」
艦長 「しかし、評議会からの返答を待ってからでも遅く無いと思いますが」
リインⅠ 「遅いな、私の勘がそう告げている。ここで見逃せばその代価、何れは我らの命で支払わなければなるぞ。管理局の新型のデバイスあそこから運び出される前に奪取する」
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すずか 「なのはちゃんテストどうだった?」
なのは 「まずまずかな」
はやて 「先生おります?」
なのは 「ん?先生に用事?」
はやて 「はい」
すずか 「その内戻ってくると思うけど」
その頃、海鳴市某研究所では新型のデバイスの奪取に向けての作戦が行われていた。