新暦78年 管理局と機動6課との間で行われた最後の戦いが終結し、対立の図式が消えた。
管理局と機動6課は共存の道を選択した。
新暦78年 現在全ての世界にロストロギアは存在しない、だが悪がある限り戦いが無くなる事は無い。
シャー 「ターゲット確認、回収します。ロストロギアの反応?いったい、いつのまにこれが・・・」
一方、機動6課の先鋭部隊は
フェイト「平和が続くならデバイスは要らないか」
スバル 「名残惜しいですね」
フェイト「もういいね。早いとこ、次元の狭間に飛ばそう・・・」
デバイスを乗せたカプセルは次元の中に飛んでいた
スバル 「バイバイ、マッハキャリバー」
フェイト「今までありがとう、バルディッシュ」
2人はカプセルが消えるまで見送った
フェイト「ティアナはやっぱり持ってこなかったね」
スバル 「なのはさんとルーテシアちゃんはすぐに送ってきましたけど」
フェイト「皆、どうしてるのかな・・・」
新暦79年 最後の戦場であった第97管理外世界”地球”では終戦1周年の式典が行われていた。
シャマル「1年前はクリスマスなのど楽しむ余裕なの我々には無かった。変われば変わるものですね」
リインⅡ「はいです~」
長官 「戦争と言う愚かな行為で多くとの人の命を奪っていました。しかし、それは無駄な死では無かった。多くの人の命は、多くの反省と教訓を残してくれたのです。そして、遂に平和を手に入れたのです」
リインⅡ「平和は勝ち取る事より、維持するほうが大変なのですよ」
シャマル「分かっているはずです、分かって無ければ我々、機動6課に予算を割いてはくれないです」
そう言って、式典を去る2人。リインⅡはシャーリーに連絡をする事に
シャー 「いいんですか?リイン曹長、式典を抜け出してきて?」
リインⅡ「私にはあの場所は似合わないです。それで、あれはどうでした?」
シャー 「やはりロストロギアでした、それも私達の知らない物でした」
リインⅡ「隠されてたロストロギア」
シャー 「今、あらゆる時代から調査をお願いしているところです。何とか事が大きくなる前に処置しておかないと」
リインⅡ「だけど、全ての世界からロストロギアを消したはずなのに、出てきてしまったのですよ」
シャー 「大きな事にならなければいいですけど」
男 「この第162観測指定世界はまだ、発見されてから数年しか経っていません。他の世界からも移住者を募っていますが、まだ、発展して無い事が人口増加を阻んでいるのが現状です」
はやて 「確かに、この世界はまだまだ発展前です。でも、人それぞれが自覚を持ってさえすれば、いずれは大き
な世界になるでしょう」
男 「市民は代表者を求めています。そぅ貴方の様な」
はやて 「残念や、せっかく苦労して手に入れた平和と自由なのに・・・」
突然の眠気がはやてを襲う。紅茶の中に睡眠薬が入っていた。仕組まれた罠、部屋に入ってくる軍人
男 「丁重に御連れしてくれ」
軍人 「無能者には退席していただき、あの方にご登場願う事です」
アリサ 「ふふふふふ」
すずか 「平和を願うのは勝手ですけど、問題はそこまで人類が成長しているかどうかと言う事ですね」
アリサ 「やはり、私が教えて上げますよ。それに、お父様から頂いたクリスマスプレゼントは皆様に差し上げないと」
この2人の差金ではやては捕まってしまう。
ルーテシアの方にもその手は回っていた。
キャロ 「昼間なのに人が居ないなんて不思議だねルーテシアちゃん」
ルーテシ「そうだね、どうやら何かあるみたいだね。調べて見る。先に行っててキャロ」
キャロ 「え?ルーテシアちゃん!」
2人の後ろを付いて来る男が3人居る事に気付くルーテシア
ルーテシ「”吾は乞う、小さき者、羽搏く者。言の葉に応え、我が命を果たせ。召喚”インゼクトツーク」
男 「ぐぁ!」
ルーテシ「月村財団・・・確か、なのはさんの親友の名前も月村・・・」
ルーテシアはこの事に付いて調べる事に
なのは 「なんでアリサちゃんが・・・」
フェイト「世間はクリスマスなのに、なのは何をしてるの?」
なのは 「アリサちゃんがはやてちゃんを誘拐した」
フェイト「アリサが!なんで?」
はやてからの連絡が途絶え、心配になって調べたところ。アリサに攫われた事が分かった。